長野駅から扇沢へアルピコ交通特急バスで往復|予約不要でも満席なら乗れない?
長野駅から扇沢へ向かうアルピコ交通の「特急バス 長野―大町・扇沢線」は、予約不要・自由席です。
ただし座席定員制のため、満席の場合は希望する便に乗れないことがあります。
この記事では、初めて長野駅から扇沢へ向かう人に向けて、
- 乗車券の準備方法
- 長野駅東口25番のりばまでの行き方
- 実際に往復したときの待ち時間や車内の様子
などを紹介します。
信濃大町駅から扇沢へ向かう場合に利用するバスの違いも整理しました。
私も利用前は、予約なしで希望する便に乗れるのかが気になっていました。
実際に乗った流れをたどりながら、当日の移動を組み立てる参考にしてみてください。
黒部ダムは涼を感じられる夏のお出掛けがオススメです。
「黒部ダムってどんな所?」「涼を体感する楽しみ方を知りたい!」
そんな方に向けてこちらの記事では、黒部ダムの見どころや歴史をたっぷりご紹介しています。
本記事と合わせてチェックしてみてくださいね。

長野駅―扇沢の特急バスは予約不要|満席で乗れない場合もある
アルピコ交通の「特急バス 長野―大町・扇沢線」は、予約不要・自由席です。
事前に便や座席を予約する必要はありませんが、座席定員制のため、満席の場合は希望する便に乗れないことがあります。
私も利用前は、「予約なしで希望する便に乗れるのか」が気になりました。
ここでは、
- 長野駅―扇沢の特急バスの乗車ルール
- WEBで乗車券を用意した場合の違い
を、実際に利用したときの様子とあわせて紹介します。
予約はできない|並んだ順に乗車する
長野駅―扇沢の特急バスは、乗車する便や座席を事前に予約する方式ではありません。
アルピコ交通公式サイトでは「予約なし・自由席」と案内されており、予約不要の特急バスは、バス停に並んだ順に乗車します。(参考:アルピコ交通「特急バス 長野―大町・扇沢(予約不要)」)
ただし座席は限られており、利用者が多く満席になった場合は、次の便を案内されることもあります。(参考:アルピコ交通「よくあるご質問|高速・特急バス」)
そのため、「予約不要」と「希望する便の座席が確保されている」は別と考えておくと分かりやすいです。
WEBのオプション利用券を買っても座席予約にはならない
立山黒部アルペンルートのWEBきっぷを利用する場合は、長野―扇沢の特急バスに乗車できる「オプション利用券」を一緒に購入できます。
私はアルペンルートのWEBきっぷとあわせて、往復分を事前に購入しました。
ただし、オプション利用券は特急バスの座席を予約するものではありません。
立山黒部アルペンルート公式サイトでも、扇沢―長野の特急バスは乗車時間を指定できないと案内されています。(参考:立山黒部アルペンルート「特急バス・路線バス『オプション利用券』購入方法について」)
つまり、オプション利用券を購入すると当日の乗車券をあらかじめ用意できますが、「8:15発の座席を確保する」といった使い方はできません。
私は8:15発のバスに乗るため、8:00ごろ長野駅東口25番のりばへ向かいました。
到着した時点で待っていたのは1組。
その後、出発時間が近づくにつれて3~4組ほどが集まってきました。
私が利用した日は大きな混雑はなく、希望していた8:15発のバスにそのまま乗車しました。
予約で座席を確保できないことが分かっていたので、少し早めにのりばへ向かっています。
長野駅から扇沢へ|チケットの準備から25番のりばまで
長野駅から扇沢へ向かう特急バスは、乗車券を窓口やWEBなどで購入します。
長野駅で乗車券を購入する場合は「アルピコ交通 長野駅前案内所」を利用しますが、扇沢行きのバスが出発するのは、案内所とは別の長野駅東口25番のりばです。
私は立山黒部アルペンルートのWEBきっぷと一緒にオプション利用券を事前購入していたため、当日はチケット売り場へ立ち寄らず、そのまま25番のりばへ向かいました。
乗車券は窓口・WEBなどから準備できる
長野駅で当日に乗車券を購入する場合は、アルピコ交通 長野駅前案内所を利用します。
長野駅で扇沢行き特急バスのチケット売り場を探す場合は、こちらで購入できます。
- 長野駅前ウェストプラザビル1階(GoogleMAP)
- 営業時間は6:20〜19:00
- 自動券売機が設置されている
私は窓口では購入せず、立山黒部アルペンルートの「WEBきっぷ+オプション利用券」を利用しました。
WEBきっぷを購入するときに、長野―扇沢間の特急バスに乗車できるオプション利用券を追加できますが、オプション利用券だけの単体購入はできません。
私は黒部ダムへ向かうWEBきっぷと一緒に、長野―扇沢間のオプション利用券を往復分購入しました。
長野駅にはWEBきっぷの自動受取機がないため、乗車時はスマートフォンで予約詳細画面を表示して乗務員へ提示します。

赤丸で囲った「オプション商品」の黄色い部分、行先と乗車人数を乗務員に見せればOKです。
当日に長野駅で乗車券を買う必要がなく、そのままバスのりばへ向かえたのは、実際に利用して楽だったところです。
なお前の項目で紹介したとおり、オプション利用券を購入しても特急バスの座席予約にはなりません。(参考:立山黒部アルペンルート「特急バス・路線バス『オプション利用券』購入方法について」)
長野駅東口25番のりばへ向かう
乗車券の準備を済ませたら、扇沢行きの特急バスが出発する長野駅東口25番のりばへ向かいます。
長野―大町・扇沢線は東口25番のりばから発着し、JR長野駅東口から25・26番のりばまでは徒歩約7分です。(参考:アルピコ交通「長野駅 のりば案内」)
私はJR長野駅の改札を出たあと、まず「東口」の案内を目印に進みました。
東口へ出てからは、「25 上高地・扇沢・大町方面」の表示を確認しながらのりばへ向かいます。

駅や現地の案内表示をたどって25番のりばまでスムーズに移動できました。
8:15発のバスに乗るため、8:00ごろに25番のりばへ到着。

ここからバスの到着を待ちました。
長野駅から扇沢まで実際に乗車|8:15発~9:50ごろ到着
私が利用した日は、8:15ごろに長野駅東口を出発し、9:50ごろに扇沢へ到着しました。
乗車時間は約1時間35分です。
ここからは、長野駅東口25番のりばにバスが到着してから、扇沢へ着くまでの様子を時系列で紹介します。
バス到着後、大きな荷物を預けて乗車
8:00ごろから25番のりばで待っていると、8:07ごろにアルピコ交通のバスが到着しました。
バスが停まると車体下のトランクルームが開き、大きな荷物を持った乗客が順番に積み込んでいきます。

アルピコ交通では、特急バスなどで車体下のトランクルームを利用できます。(参考:アルピコ交通「バスのご乗車方法|手荷物について」)
私は大きな荷物を預けませんでしたが、宿泊などで荷物が増えたときにも使いやすそうでした。
荷物の積み込みが終わると、順番に乗車します。
私はスマートフォンにWEBきっぷの予約詳細画面を表示し、乗務員へ提示しました。
画面を確認してもらったあとは、そのまま車内へ。
バスはほぼ定刻どおりの8:15ごろに長野駅東口を出発しました。
私が乗った車両は4列シート|車内で過ごした様子
私が乗った車両は、2席+通路+2席の4列シートです。

後方窓際の座席に座りました。
身長154cmの私が座ると前の座席との間は少し足を伸ばせるくらいの余裕さです。

1時間半ほど座っていましたが、窮屈さはそれほど感じませんでした。
出発後は山間の道を進んでいきます。
私は普段から車を運転しますが、慣れない山道を自分で運転する必要がないため、移動中は外の景色を眺めながら過ごせました。
また、私が乗ったバス車内にはトイレがありませんでした
長野駅から扇沢までは1時間半ほど乗車するため、私は乗車前にトイレを済ませています。
扇沢には9:50ごろ到着
長野駅東口を8:15ごろ出発したバスは、大きな遅れもなく、9:50ごろに扇沢へ到着しました。
実際の乗車時間は約1時間35分です。
2026年の公式時刻表では、8:15に長野駅東口を出発する便は10:00扇沢着ですが、私が利用した日は予定より少し早めに到着しています。(参考:アルピコ交通「特急バス 長野―大町・扇沢」)
長野駅から一度バスに乗れば、そのまま扇沢まで移動できてとても楽でした
慣れない山道を運転したり、途中で何度も乗り換える心配がなく、ゆっくり景色を眺めながら過ごせました。
扇沢へ到着したあとは、駅構内で立山黒部アルペンルートのWEBきっぷを発券し、黒部ダムへ向かいました。

信濃大町駅から扇沢へ特急バスには乗れない|一般路線バスを利用
信濃大町駅から扇沢へ向かう場合は、長野―大町・扇沢線の特急バスではなく、信濃大町駅―扇沢駅を結ぶ一般路線バスを利用します。
長野駅から扇沢へ向かう特急バスも信濃大町駅前に停車するため、「信濃大町駅から途中乗車して扇沢まで行けるのでは?」と少し分かりにくいところです。
ここでは、
- 特急バスの乗降方法
- 信濃大町駅から扇沢へ向かう場合に利用するバス
を整理します。
信濃大町駅から扇沢方面へは特急バスに乗車できない
アルピコ交通の「特急バス 長野―大町・扇沢線」は、長野駅と扇沢を結び、途中で信濃大町駅前にも停車します。
ただし、長野駅から扇沢へ向かう便では、信濃大町駅前は降車するための停留所です。
そのため、
- 長野駅 → 信濃大町駅:利用できる
- 信濃大町駅 → 扇沢:特急バスでは利用できない
という乗り方になります。
反対に、扇沢から長野駅へ向かう便では、信濃大町駅前から長野方面へ乗車できます。
「信濃大町駅にも停まる=扇沢との間を自由に乗り降りできる」というわけではない点が、初めて時刻表を見ると少し分かりにくいところです。
信濃大町駅から扇沢へは一般路線バスを利用する
信濃大町駅から扇沢へ向かう場合は、別に運行されている「信濃大町駅―扇沢駅」線の一般路線バスを利用します。
長野駅から利用する特急バスとは別の路線で、信濃大町駅前から大町温泉郷などを経由して扇沢駅前へ向かいます。

整理すると、
- 長野駅から扇沢へ:長野―大町・扇沢線の特急バス
- 信濃大町駅から扇沢へ:信濃大町駅―扇沢駅線の一般路線バス
と、出発する駅によって利用するバスが異なります。
運行期間や時刻は時期によって変わるため、利用する際はアルピコ交通「路線バス 信濃大町駅―扇沢駅」から、その年の時刻表をご確認ください。
スポンサーリンク
扇沢から長野駅へ|帰りの特急バスも利用
帰りも扇沢から長野駅までアルピコ交通の特急バスを利用しました。
私が乗ったのは15:40扇沢発の便です。
出発時刻の30分ほど前にはバスのりばへ向かいました。
2026年の春・夏・秋ダイヤでも、15:40に扇沢を出発し、17:30に長野駅東口へ到着する便が設定されています。(参考:アルピコ交通「特急バス 長野―大町・扇沢」)
30分前に到着したときは1組待ちだった
私が扇沢のバスのりばへ着いたのは、15:40の出発時刻から約30分前でした。
このとき待っていたのは1組ほどです。
その後、出発時間が近づくにつれて人が集まり、7~8組ほどがバスを待っていました。
行きの長野駅では15分ほど前から並びましたが、帰りは時間に余裕があったため、少し早めにのりばへ向かっています。
私が利用した日は大きな混雑もなく、希望していた便に乗れました。

15:30ごろになると、長野方面のバスが到着。
私は扇沢で発券しておいたオプション利用券を乗務員へ提示し、そのまま乗車しました。
バスはほぼ予定どおり、15:40ごろに扇沢を出発しました。
長野方面の表示を確認してから並んだ
扇沢では長野方面の特急バスとは別に、信濃大町駅へ向かう一般路線バスが発着しています。
2026年も扇沢駅前から信濃大町駅前へ向かう一般路線バスが別に運行されています。(参考:アルピコ交通「路線バス 信濃大町―扇沢」)

奥が長野―大町・扇沢線の特急バスのバス停です。
私が利用したときは長野方面の特急バスとは別に、信濃大町方面へ向かうバスのりばが近くにあり、「長野」方面の表示を確認してから並びました。
黒部ダム観光を終えたあとは少し疲れていたため、帰りも乗り換えずに長野駅まで移動できたのは楽でした。
座席では外を眺めたり、途中でうとうとしたりしながら過ごしました。
行きだけでなく帰りも自分で山道を運転せずに済み、そのまま長野駅まで戻れたことは、実際に往復で利用して便利に感じたところです。
まとめ|長野―扇沢の特急バスは予約不要!乗車前に利用方法を確認
アルピコ交通の長野―大町・扇沢線は、長野駅から扇沢まで乗り換えなしで移動できる特急バスです。
- 予約不要・自由席だが、満席になると希望する便に乗れないことがある
- WEBでオプション利用券を購入しても、座席を予約したことにはならない
- 信濃大町駅から扇沢へ向かう場合、長野発の特急バスではなく別の一般路線バスを利用する
私は行きも帰りも希望していた便に乗れました。
初めて利用する場合は、出発前に最新の時刻表とのりば、乗車券の使い方を確認しておくと、当日の流れをイメージしやすくなります。


